近藤 恵介(こんどう けいすけ)
公益財団法人 日本数学検定協会
東京工業大学大学院生命理工学研究科修了後、予備校講師などを経て現職。
数学と社会の関わりについて研究し、ビジネスにおける数字の取り扱い方にスポットをあてた「ビジネス数学」に関する講義・講演、社員研修、および検定の運営を手がける。
ビジネス数学中級
ビジネスを円滑に進めるためには数字の取り扱い能力は必須です。ビジネスシーンにおける数字の取り扱い能力は、データを正しくつかむ「把握力」、データを使える情報に加工する「分析力」、数字の根拠を持って適切に判断する「選択力」、データをもとに将来の変化を見抜く「予測力」、情報をわかりやすく相手に伝える「表現力」の「5つの力」に分けられます。本講座ではビジネスに必要な「5つの力」の向上をめざします。
[1] リーダークラスに求められる数的センスの向上
チームをまとめるリーダーや管理職には高い精度でビジネスを組み立てる力が求められます。また、チームをスムーズに動かすには数的な根拠に基づく説得力のある説明が求められます。その際に必要とされる根拠となる数字の見つけ方、扱い方、見せ方などのスキルを向上させます。また、統計データの見方の基本についても解説します。
[2] じっくりと数字を使う数的思考力の向上
数字を使って分析する目的は「よりよい意思決定を行うこと」です。たとえどんな高度な手法を用いて分析を行っても、得られた結果が意思決定につながらなければ価値はありません。価値ある意思決定を行うためには「何のためにその分析を行うのか?」「その分析によって何がわかるのか?」を意識できていることが大切なのです。適切に数字を活用するには「どの場面でどの分析手法を用いればよいのか?」を判断できる能力が必要で、本講座ではビジネスシーンに合わせた課題を用いてスキルアップを図ります。
本講座をひと通り終了したら、自身のスキルレベルを把握するためにも、是非、「ビジネス数学検定2級」を受検してみましょう。
なお、ビジネス数学検定2級に合格することはゴールではなく、あくまでもスキルアップの一つのステップにすぎません。身につけたビジネス数学力を、実際のビジネスの現場で生かせるようにすることが、みなさんの最終ゴールです。
近藤 恵介(こんどう けいすけ)
公益財団法人 日本数学検定協会
東京工業大学大学院生命理工学研究科修了後、予備校講師などを経て現職。
数学と社会の関わりについて研究し、ビジネスにおける数字の取り扱い方にスポットをあてた「ビジネス数学」に関する講義・講演、社員研修、および検定の運営を手がける。
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