導入事例

生命保険事業

大樹生命保険株式会社

多角的に数字を捉える考え方やスキルを学べて研修効果を実感

「数的センス向上トレーニング入門編」と「数的センス向上トレーニング中級」を導入した経緯と、研修実施の効果について、2018年からビジネス数学研修コースを導入している、大樹生命保険株式会社人事部人材開発室の高橋俊哉さんにお話を伺いました。

導入実績

■2018年

研修コース「数的センス向上トレーニング入門編」を実施(新入社員53人参加)

研修コース「数的センス向上トレーニング中級」を実施(中堅・若手総合職のべ75人参加)

導入背景

2018年にビジネス数学の研修コース「数的センス向上トレーニング入門編」と「数的センス向上トレーニング中級」を導入された背景、理由をお聞かせください。

生命保険事業に限らず、あらゆるビジネスシーンにおいて常に数字を意識し、その意味するところや背景・根拠・将来予測などの分析・アウトプットが求められるなか、入社後の早い段階から、こういった意識や一定のスキルを身につけられないか、課題認識をもって新人研修を検討していました。
そのような折に、日本数学検定協会の公開セミナーが目に留まり、人材開発室の担当者が自ら「数的センス向上ミニセミナー」に参加いたしました。実践ワークも豊富で、とくに「ざっくり」と数字を扱う感覚を養成する導入部分から、数的思考力を使って意思決定に導くまでのプロセスがとてもわかりやすく体感でき、さっそく新人研修に取り入れることにしました。同時に、日々の業務で数字を取り扱っている若手中堅層に対しても、多角的な見方や考え方を身につけ、上司に改善策を提言したり、お客さまに的確なプレゼンテーションをするための数的感覚を養えるよう、中級編として実践研修の企画に至りました。

研修実施後の反応

実際に研修を受講したあとの社員の方々の反応はいかがでしょうか。

「データ分析・表現力向上研修」では、1日半にわたり、ビジネス数字を扱ううえで必要な「把握力」「分析力」「選択力」「予測力」「表現力」について、講義や数多くの事例演習をつうじて学習します。研修前は数字への苦手意識から、不安な面持ちで参加していた受講者も、個人作業やグループワークをこなすうちに、羅列された「数字」から仮説を立て、意思決定に役立つ「情報」としてとらえることができるようになりました。研修後のアンケートでも、「新しい発見があった」「数字の意味するメッセージが重要だと気づいた」「データの効果的な表現方法・分析手法について選択の幅が広がった」という声が多く寄せられ、期待合致度・理解度とも他の研修と比較して、高い傾向が出ています。
人材開発室では、研修で学んだことが仕事の現場で役立てられ、その効果が持続されるよう、研修直後に「研修での気づき」「職場での実践内容」「上司にサポートしてもらいたいこと」などについて、受講者に調査しています。約2か月後、行動定着度を検証してもらう「モニタリング」を行い、研修成果の可視化とOJTとの連携強化を図っています。このモニタリングの結果からも、研修をつうじてさまざまな角度から数字を捉える考え方や知識・スキルを学べたことが確認でき、「(研修内容を)実践し、手応えをつかんだ」と回答する受講者が半数を超えるなど、着実に効果が上がっています。

求める人材

数字を扱える人材が職種を問わず求められていますが、保険業界ではいかがでしょうか。

「社会保障の補完」という重要な責任を果たすため、生命保険会社には健全な経営、そしてそのための適正な保険料が求められます。確率・統計的手法を活用して将来のリスクを評価、分析する専門家「アクチュアリー」をはじめ、商品開発部門やリスク管理部門、運用部門、コーポレートサービス部門、セールス部門など、あらゆる事業分野において、日々、多くの要素が絡み合う数字を扱い、さまざまな専門能力と柔軟な発想、そして着実な業務遂行能力が求められています。
社会の高度化・複雑化を背景に、多種多様なリスクに備える保険が必要な時代となってきており、それらに的確に対応するため、社会の動向に敏感であるとともに、課題発見・解決のための実践的な数的センスも重要な資質の1つとなってきています。

今後の展望

最後に、貴社の社員教育における今後の取り組みや展望などがあればお聞かせください。

当社は2019年4月に、「三井生命保険株式会社」から「大樹生命保険株式会社」へと、社名変更いたしました。2015年12月の日本生命保険相互会社との経営統合から3年が経過し、当社はそのシナジー効果により収益力・成長力の強化が図られ、順調に統合効果を実現してきました。そして、将来にわたる成長ストーリーを描くこのタイミングで、新社名・新ブランドでさらなる飛躍をめざすことにしました。そのために、もっとも大切なもの、それはまぎれもなく“人”です。当社のめざす姿である「新しい道を切り拓く会社」「従業員がいきいきと働く会社」の実現をめざすため、人材育成を重視し、人事制度や教育・研修制度の拡充を図っています。
生命保険をめぐる環境が大きく変化しているなか、社会のニーズに的確にスピード感をもって対応していくことが求められています。チャレンジ意欲をもって自ら課題解決に取り組む「自立型人材の育成」に向け、年次ごとの階層別研修だけでなく、次世代を担うリーダー層や女性の活躍を促す選抜研修など、成長機会に応じた多種多様な研修プログラムを用意しています。私たちは、これからも従業員1人ひとりの継続的なキャリア開発を応援していきます。

会社紹介

大樹生命保険株式会社

生命保険・医療保険・個人年金から資産運用までさまざまなニーズに応えられる保険商品をラインアップ。安心・充実の生命保険商品をニーズに合わせて案内している。2019 年4月1日、「三井生命保険株式会社」から「大樹生命保険株式会社」に社名変更。新社名・新ブランドでさらなる飛躍をめざす。

https://www.taiju-life.co.jp

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